≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 4人目 河口夏音

≠ME連載 私服でポン! 4人目 河口夏音

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
新年にお届けしている≠MEの私服グラビア連載・冬編。メジャーデビューを控えた精鋭メンバーの中、美少女かつ個性的というか変てこなキャラで(笑)、異彩を放つ河口夏音のターンとなりました。トレンドを取り入れた千鳥柄の服で登場です。
 
 

 
 

 
 

 
 

トーク力をもっと上げたくて
携帯にネタも書き溜めてます

 
 

――去年のハロウィンでは、他のメンバーが天使とかかわいい仮装写真を上げていた中で、夏音さんは「パンズ・ラビリンス」のペイルマンの“プチ仮装”を、手のひらに目を描いてしてました(笑)。

「前にもペイルマンの話をしましたよね。お話し会ではかわいめのコスプレをしましたけど、ハロウィン当日はやりたいことをしました(笑)」。

――なかなかの出来栄えだったようで。

「右手の絵は利き手でない左手で描いたのに、結構うまくできて、『すごいな自分』と思いました(笑)。実はペンとか絵の具ではなくて、化粧道具で描いたんですよ。全部アイライナーとアイシャドウを使いました」。

――アイシャドウが“アイ=目”ではなく、手のひらに使われるとは(笑)。でも、合理的かもしれませんね。

「落としやすかったし、うまく描けました」。

――絵といえば、「なつらんぼの絵描き歌」も面白いですね。

「あれはSHOWROOMの番組の企画で、ももきゅん(櫻井もも)としおりん(永田詩央里)と3人で作りました。ファンの方の意見も取り入れながら。でも、『あっという間に、と思いきや』のところは私が思いつきました」。

――一番キモのところ。

「『あっという間に』と言いながら、たくさん描くのが絵描き歌の本質かなと思っているので。『長い時間をかけて』はファンの方の意見を採用しました」。

――夏音さんは「トーク力を上げたい」とか「『人志松本のすべらない話』見てきたからトークはばっちりなはず」といったつぶやきをすることがあります。

「バラエティ番組は結構よく観ます。勉強しているとまで言っていいかわかりませんけど、楽しみながらもトークを意識して観ているところはあって。これから自分が出演させていただけることがあったら、頑張りたいです」。

――どんな番組を観ているんですか?

「『水曜日のダウンタウン』と『アメトーーク!』は毎週観てます。特に『アメトーーク!』の『踊りたくない芸人』が面白くて好きです。私もアイドルでダンスに関わっているので」。

――ダウンタウンも好きなんですか?

「お母さんがダウンタウンさんをめちゃくちゃ好きで、家に松本人志さんが書かれた本が何冊もあるんです。私も『遺書』とか読みました」。

――夏音さんも自分の“すべらない話”のネタは持ってますか?

「私ですか? ちょっとネタ帳を見てもいいですか?」。

――ネタ帳があるんですか(笑)。

「ネタ帳というか、携帯のメモにエピソードトークのネタを書いているんですよ。結構いろいろあって、公開できるのだと……。小学校の卒業式って、『楽しかった修学旅行』『修学旅行』みたいに言うじゃないですか。私は『勉強になった職場体験』という台詞を担当したんですけど、練習のとき、間違えて『勉強になった就職活動』と言ってしまって(笑)」。

――小学生が就職活動(笑)。

「なぜか間違えてしまって、本当に恥ずかしかったです(笑)」。

――でも、そういう話をネタにしようと(笑)。

「何かあったら使いたいなと。でも、私はトークがあまりなくて。同じネタでもトーク力のある人のほうが面白く話せると思うので、もっと上げていきたいです」。

――それから、昔イコラブ(=LOVE)のライブで、髙松瞳さんグッズのリボンを買わないで後悔した話もありました。

「まだ高校生だったので金銭面を考えてしまったのと、結構目立つリボンをつけるのが恥ずかしいかなと思って。今考えたら、そのリボンを付けて応援したら良かったなと、ちょっと後悔しました」。

――お金には代えられないものがあると。

「そうですね。もう手に入れられないものですし」。

 
 

初めてのスケートで調子に乗って
歌いながら滑ってたらコケました(笑)

 
 

――今回は“冬”をテーマにお話をうかがっていますが、夏音さんにとって冬というと?

「ほとんどこたつにこもっています(笑)。ゴロゴロしていて動けなくて、携帯を見ていることが多いです」。

――あまり外には出ないんですね。

「時と場合によります。家の中でずっとこたつにいることもあれば、外に出るときもあります」。

――冬に出掛けるとしたら、どんなところに行きたいですか?

「スケートに行きたいです。たぶん私はうまいほうだと思います。2回しかやったことはないですけど(笑)、初めて挑戦したとき、思ったより滑れたので」。

――転んでばかりではなくて。

「そうですね。でも、初めてのスケートで調子に乗って、友だちと『フライングゲット』を歌って踊りながら滑っていたんですよ。回ろうとしたら思い切りコケた経験もあります(笑)」。

――クリスマスは盛り上がるんですか?

「高校生のとき、子どもみたいにプレゼント交換をしたことがありました。私はリップクリームをもらったのを覚えています」。

――雪の思い出はありますか?

「小学生の頃、夜中に雪が降って、家が近い友だちとかまくらを作りました。真っ暗でよく見えない中で、とりあえず完成したんですけど、次の日の朝に見たら、雪の中に土がたくさん混ざっていて(笑)。見た目がひどかったので、かまくらはちゃんと明るいときに作ったほうがいいなと思いました」。

――そのときは勢いで夜中に作ったんですか?

「そうですね。家の近くだったので、寒くなったら、お湯を定期的に運んできて作っていました。楽しかったです」。

――冬に食べたくなるものというと?

「やっぱりお餅です。お正月はお雑煮をよく食べます。パリパリよりもモチモチ派なので、焼いたお餅も好きですけど、お雑煮でモチモチを味わいたくて」。

――おかわりもしたり?

「1杯に複数のお餅を入れてもらいます(笑)」。

――好きなウインターソングは?

「基本、アイドルの楽曲ばかり聴いてますけど、イコラブさんの『僕らの制服クリスマス』とももクロさんの『サンタさん』です。この前レッスンのとき、立ち位置をメモするために携帯を持っていて、間違えて『サンタさん』を流してしまいました(笑)。すごく恥ずかしかったです」。

――周りはどんなリアクションでした?

「『サンタさん』って出だしが『ジングルベル』ふうなので、先生に『何? もうクリスマス?』と言われました(笑)」。

――2020年を振り返ると、夏音さん的に大きかったことは何かありますか?

「いろいろなことがあった中で、やっぱりおうちで過ごす時間が多くて、自粛期間はほとんど毎日、メンバーと電話をしていました」。

――連絡は取り合っていたんですね。

「自主練というか、『一緒に体幹トレーニングをしよう』と電話を繋いで、終わったあともそのまま、夜中までずーっと話していたのが思い出です。その頃は『寂しいね。会いたいね』みたいなLINEが飛び交っていました」。

――去年、何かハマったことはありましたか?

「とにかくアイドルの映像ばかり観てました(笑)。いぎなり東北産さんは去年の最初、1月くらいにハマったんですけど、自粛期間により好きになりました」。

――最近ハマったアイドルもいますか?

「超ときめき♡宣伝部さんです。“超”が付いてからなので、すごい新規ですけど。最新の『エンドレス』のMVもかわいかったです」。

――今年はどんな1年にしますか?

「メジャーデビューに向けて、すごく思っているのが、私の実力がみんなに追い付いてないので、もっと上げていきたいです」。

――ホラーも仕事に繋がるといいですね。

「そうなんですよ! 怪談をSHOWROOMでやっているんですけど、あわよくば、そういう番組に呼んでいただけないかなと思っています」。

――怪談が得意なアイドルはあまりいないから、狙い目かも。

「そのためにもトーク力が必要なんです。狩野英孝さんの怪談の番組をたまに観ていますけど、私もトーク力を身に付けて、いつかはテレビで怪談をやりたいです」。
 
 

 
 

 
 

 
 

河口夏音(かわぐち・なつね)

生年月日:2001年7月29日(19歳)
出身地:広島県
血液型:AB型

河口夏音 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの8thシングル「青春“サブリミナル”」のカップリングに≠MEの新曲「P.I.C.」を収録。2021年キングレコードからメジャーデビューが決定!
詳しくは≠ME 公式HPへ
 
 

独特の世界観をかもしだす「P.I.C.」のMVはこちら!

 
 

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