PICK UP IDOL SUPER☆GiRLS

PICK UP IDOL SUPER☆GiRLS

PHOTO=小澤太一 INTERVIEW=斉藤貴志


 
 

第4章で初のアルバムをリリース
全員のセンター曲など充実の15曲

 
 

――スパガの第4章が始まって1年。4期生のキャラが立ってきました。

坂林佳奈「私は清楚で品がある才色兼備な女性を目指していましたけど、たぶん自分の脳みそは左脳が動いていなくて、どう考えても無理でした(笑)。結果、今は不思議キャラみたいになりました(笑)」。

――佳奈さんは夢梨さんにキャラに関して相談したことがあったそうですね。

坂林「そうなんです」。

阿部夢梨「帰りの電車で話を聞きました。『SNS用の写真がうまく撮れない』ということだったので、かわいくなるアプリを教えてあげて、『写真を2枚貼ったほうがいいよ』とアドバイスをしました」。

坂林「その日から“阿部プロデューサー”と呼ぶようになりました(笑)」。

阿部「私はオーディションからのかなぽん(坂林)の古参ファンなので(笑)、たくさんの人に魅力を伝えたくて、めっちゃ言いました」。

――佳奈さんはツイッターに“今日のお花”も上げてますね。

坂林「6月くらいに一度上げたら、やめられなくなって、お花を撮るのが日課になりました。ランニングをしていても、途中で止まって撮ったりします(笑)」。

――なづなさんは女子力担当。

樋口なづな「私が勝手に言っているだけですけど(笑)、料理やカフェめぐりや女の子らしい服装が好きで、女子高生の子たちにハマればいいなと思って、インスタは凝るようにしています」。

――メンバーに料理をふるまったことも?

樋口「まだないです。休みの日に作るので、お父さんやお母さんが全部食べちゃうんです」。

――それだけおいしいんでしょうね。真由子さんはかわいい声とフワフワした雰囲気が際立ちました。

井上真由子「気づいたらイジられキャラになっていて(笑)。自分でそんなつもりはなかったんですけど、ツッコまれることが多いので、ちょっと抜けているのを自覚し始めました」。

渡邉幸愛「この声と性格のバランスが本当に良くて、ついイジりたくなっちゃいます」。

坂林「いつも呪文のような言葉を発したり、ツッコミどころしかないですね(笑)」。

井上「ひとり言が多くて、よく佳奈ちゃんに『うるさい』と言われます(笑)」。

坂林「効果音を付けたがるんです。カバンの中の物を探していて『ゴソゴソ』とか自分で言ったり(笑)」。

井上「ヤバいヤツですね(笑)」。

――一方、夢梨さんと被るあざといキャラが渋滞している感じもします(笑)。

阿部「いや、真のあざといは私だけかなと(笑)。もともと自分をあざといと思ったことはないんですけど、3章のときに先輩方に『本当にあざといよね』と言われ始めました。意識的にあざとい行動をしたことはなくて素なので、ガチのあざといです(笑)」。

渡邉「夢梨はかなりの確率で自分の顔を見てます。『夢梨は○○だよね?』とか聞いても、鏡越しに前髪を直しながら返事したり(笑)、本当に自分が好きなんだなと。撮影とかでも自分のことを1箇所誉めてから出動します。たとえば『今日の前髪かわいい!』とか言いますけど、正直いつもとの違いはわかりません(笑)」。

阿部「自分に暗示をかける感じで必ずやります。ちょっとでも崩れていたり、コンディションが悪い姿は見せたくなくて。いつも完璧な自分でいたいです」。

――アルバム「超絶★学園 ~ときめきHighレンジ!!!~」には、そうした個性を活かした全員のセンター曲を収録。それぞれMVも撮影されてますが、印象的なことはありました?

渡邉「大変だったのは『情熱RUNNER』ですね」。

坂林「プールに入る前のシャワーぐらいの雨を降らせた中で踊って、鼻で呼吸ができなくて『エラ呼吸ができれば良かった』というくらい(笑)、過酷でした」。

阿部「表情も作らないといけないのに息ができなくて、溺れそうでした(笑)」。

井上「私は雨でコンタクトが外れそうになって、でも目は開けてないとダメで視界は歪むし、めちゃめちゃ大変でした」。

樋口「私はセンター曲の『White Melody』で吹奏楽部の設定で、楽譜を書くシーンがあったんですけど、書いたことがないからひたすら音符を塗りまくって、ファンの方に『何かぎこちない』と言われました(笑)。そもそもフルートを持っていても全然吹けなくて、音が出るのも30回に1回くらいでした(笑)」。

――石橋蛍さんのセンター曲「感情キャンバス」では、夢梨さんと男装したメンバーたちとのキスシーンが続きます。

阿部「蛍が描いたマンガのヒロインになって、イケメン9人とキスをする撮影で、すごく恥ずかしかったです。でも、かなぽんとあんなに近い距離になれたのはめちゃくちゃ嬉しくて、本当にキスしちゃおうかと思いました(笑)」。

坂林「私はあの撮影はとにかく早く終わらせたくて(笑)」。

阿部「オイっ(笑)!」。

――佳奈さんはロックンローラーに扮しました。

坂林「メンバーで2人、破天荒なキャラを作ることになって、それが私と松本(愛花)だったんです。人生初のリーゼントにサングラスをかけたら、昔ライブでロックを歌っていた魂が蘇って、熱い感じになりました」。

――幸愛さんはメガネの男子高校生に。

渡邉「優等生でウブで、キスシーンもよく見るとヤバいんです。本当にこんなキスをする人がいたら嫌だろうなと(笑)。でも、夢梨とはガチで唇が付くか付かないかの距離まで行ったので、ぜひ注目してください」。

――フルバージョンでは、真由子さんとなづなさんはどんな男装をしたんですか?

井上「私はイケイケの大学生で、地毛でやったら、男子としてはロン毛のチャラい感じになりました(笑)」。

樋口「私は新宿のロッカーみたいな感じでしたけど、普段は顔を前髪や触覚で隠していて、バーンと出すのが得意じゃないんです。でも、SHOWROOMでフルで流したら意外と好評で、安心しました」。
 
 

 
 

3日連続でMVを撮って最後の日は
美顔器で電流を流してスッキリと(笑)

 
 

――幸愛さんは久々のセンター曲「ときめきHighレンジ!!!」で、より気合いが入った感じですか?

渡邉「実は6月に3日連続でMVを撮って、『ときめきHighレンジ!!!』が最後の3日目だったんです。センター曲だからかわいく迎えたくて、むくまないようにひたすらマッサージをしました。当日はメイクさんが美顔器を用意してくれて、朝からずーっと電流を本気で流して(笑)、スッキリして臨めました」。

――皆さんは最近どんなことにときめきを感じました?

渡邉「私はペットショップに行くのが大好きなんです。飼えないのでお店の人には迷惑だと思いますけど、いろいろなお店にかわいいワンちゃんを見に行って、毎回ときめきます」。

――どんなワンちゃんが好み?

渡邉「一番はダックスフンドで最近だとチワワとか、何でも好きですけど、顔が潰れてブーちゃんなワンワンに惹かれます。ペキニーズとかチャウチャウとか。小犬カフェというのも見つけて、楽しくてパラダイスですね」。

阿部「私は学校で遅くまで残って勉強していたら、ボーイッシュな外見の女性の先生がいて、怖く見られがちなんですけど、『お疲れさま』とポッカレモンを渡してくれて……。『あっ、カッコイイ』ってときめきました(笑)」。

坂林「私は恋してしまうぐらい、マグロが大好き(笑)。専門店にも通って、キラキラした大トロにときめきます(笑)。気づけばフォルダーがマグロの写真だらけ。食べるとホワーッと包まれるような感覚になって、私の支えです」。

井上「私はファンの人にときめきました。SHOWROOMを毎日観に来てくれる方がニキビに気づいて、ニキビパッチや肌荒れ用のパックを送ってくださったんです。あと、着ていた寝間着みたいな服の袖がくたびれていたので、新しいのをプレゼントしてくださったり、『よく観ていただいているんだな』とキュンときました。パフォーマンスとかでお返ししたいです」。

樋口「私は食品サンプルが好きで、ガチャガチャで『おにぎりん具』というおにぎりの形のカプセルがあって、開けると鮭とか明太子とか具のリングが入っているんです。そのいくらがどうしても欲しくて、何度も何度も回したんですけど全然出なくて、諦めかけていたら、ファンの方がコンプリートしたものをくださって、いくらもゲットできました。本当にときめきました」。

――アルバムがクリスマスに発売された後、年末年始はどう過ごしますか?

坂林「家族のグループLINEが発動していて、最近お父さんがおかしいくらい大量の絵文字と共に『カニを食べない?』と送ってきます。年末はカニです(笑)」。

井上「うちの家族もみんな食べることが大好きで、食べ物にお金は惜しみません。みんなが揃う年末はすごいご馳走が並びます。でも、お父さんが太ってきて、私もダイエットを頑張っているので、年越しそばは早めの時間に食べます(笑)」。

阿部「おせちを親が全部手作りしてくれて、阿部家流のお雑煮は山盛りのいくらを乗せるんです。それを新年に食べるのが待ち遠しいです」。

樋口「福岡におばあちゃんがいて、絵葉書が趣味で、イベントのたびに送ってくれるんですね。クリスマスとお正月は特に力を入れて描いてくれて、私が活動を始めてからは『頑張ってね』みたいなメッセージも入れてくれるので、それが届くのが年末の楽しみです」。

渡邉「私は必ず小学生の頃からの友だちと初詣に行くんですね。大晦日の11時半に待ち合わせて、近所の神社に行くと、同級生がみんないるんですよ。そこでプチ同窓会が繰り広げられます。1年会えなかった子もいますけど『今年もよろしく』って、新年の挨拶をします」。

――来年はいよいよ結成10周年。目標の日本武道館に近づけている手応えはありますか?

渡邉「簡単にいかないことは最初からわかっていて、やっぱり大変です。でも、3月に新体制で初のワンマンを小さな会場でやったときに比べたら、少しずつ前進できている気はします。諦めてしまったら、そこで終わり。大きな夢へ、みんなで楽しみながら進めたらいいかなと思います」。

――ちなみに幸愛さんは、目標を達成するまで禁酒とかしないんですか?

渡邉「それはしないですね(笑)」。
 
 


 
 

 
 

SUPER☆GiRLS(すーぱーがーるず)

2010年6月に「avex アイドルオーディション 2010」で応募7000人から選ばれた合格者12人で結成。同年12月にavexが設立したアイドル専門レーベル「iDOL Street」の第1弾としてアルバム「超絶少女」でデビュー。結成3周年の2013年6月に日本武道館公演を開催。メンバーの卒業や加入を経て、2019年1月からは11人体制の“第4章”に入っている。
 
 
【CHECK IT】
5thアルバム「超絶★学園 ~ときめきHighレンジ!!!~」を12月25日(水)に発売。
詳しい情報はSUPER☆GiRLS 公式サイトへ
 
 

渡邉幸愛(わたなべ・こうめ)

生年月日:1998年3月17日(21歳)
出身地:宮城県
血液型:A型
 
 

阿部夢梨(あべ・ゆめり)

生年月日:2002年7月29日(17歳)
出身地:石川県
血液型:A型
 
 

坂林佳奈(さかばやし・かな)

生年月日:1997年1月26日(22歳)
出身地:兵庫県
血液型:A型
 
 

井上真由子(いのうえ・まゆこ)

生年月日:1997年5月26日(22歳)
出身地:兵庫県
血液型:O型
 
 

樋口なづな(ひぐち・なづな)

生年月日:2001年8月28日(18歳)
出身地:静岡県
血液型:B型
 
 

「超絶★学園~ときめきHighレンジ!!!~」


CD+Blu-ray ¥4500(税込)
 

CD ¥3000(税込)
 
 
直筆サイン入り自撮りチェキ応募はコチラ⇒