PICK UP IDOL ときめき♡宣伝部

PICK UP IDOL ときめき♡宣伝部

PHOTO=小澤太一 INTERVIEW=斉藤貴志


 
 

エイベックスから第1弾シングルを発売
新たな物語の始まりを告げる初の両A面

 
 
――エイベックスからのデビューで変わったことはありますか?

辻野かなみ「MVの最後に“a”のマークが入りました」。

吉川ひより「ライブの最後に『以上、私たち』、『ときめき宣伝部でした』と言うときも、私が間に『エイベーックス!』とCMをマネして入れています(笑)」。

――巻き舌で言ってるんですね(笑)。

坂井仁香「あと、レーベルメイトになった東京女子流さんとライブをやらせていただいて、『初恋サイクリング』とかを一緒に歌わせていただきました。憧れのお姉さんが増えました」。

藤本ばんび「わーすたさんにもフェスで挨拶させてもらったんですけど、衣装がめちゃくちゃかわいかったです! 猫耳とか尻尾とか、いいなと思いました」。

――両A面シングルの乙女チックな恋愛ソング「青春ハートシェイカー」のMVは、としまえんで撮影しました。

小泉遥香「途中で撮影だということを忘れて、素で遊んでいる感覚になっていました(笑)」。

坂井「ファンの人が観ると、デートしている感覚になるのかなと思います」。

辻野「私はジュリアとゴーカートに乗りました」。

杏ジュリア「一番楽しかったです」。

辻野「おーっ! 気を使った(笑)? 私が運転して、スピードを出してジュリアを怖がらせようとしたんですけど、全然平気そうでした」。

杏「ああいうのは大丈夫です」。

――ジュリアさんは水鉄砲の連打もしてました。

杏「あれはボタンを押しても水が出なかったから、連打したんです(笑)」。

――やっぱり遊園地はテンションが上がるようですね。

坂井「でも、私は絶叫系が本当にダメなんです! 友だちと一緒に乗っても、シートベルトを締めた瞬間、『やっぱりムリー!! 降ろしてー!!』となっちゃいます(笑)。前にラクーアでライブをやったとき、すごく怖いジェットコースターがあって……」。

小泉「『80度の角度からドーン!』みたいなジェットコースターね」。

坂井「ほぼ直角。それに乗ってステージに登場したんですけど、私だけ怖くて泣いてしまって、ライブをすごい顔でやっていました(笑)。これまでで一番怖かったです。この前、としまえんのイベントでもジェットコースターで登場したけど、気が重かったです」。

藤本「ばんびは、絶叫系は怖いけど好きです。乗ったことのある友だちに『これ怖い? どんな感じ? エーッ! そうなの~!?』とか言いながら楽しんでいます(笑)」。

――あのMVは私服風の衣装も新鮮でした。

小泉「仁香のカジュアルなジャケットとか、あまり見たことない感じでした」。

坂井「色やデザインがすごくかわいくて、ウキウキしました」。

――セブンティーンモデルの仁香さんは普段からオシャレなんですか?

坂井「そんなこともないです。シンプルな服を着ていて、黒が好きです」。

小泉「年長組の4人はわりと黒を着るよね? 秋田に行ったとき、前乗りした私とかなみん(辻野)とひよりん(吉川)の3人が、みんな黒のパーカーだったんですよ(笑)」。

辻野「覚えてる! なぜか全員同じだった」。

坂井「今回のMVで一番いつもの私服っぽかったのは、ひよりんです」。

吉川「私は普段もチェックが多いので。でもオシャレしたいのは週末で、レッスンのときはわりと手抜きです(笑)」。

――私服がヤバいメンバーはいませんか(笑)?

小泉「昔は私がヤバかったです(笑)」。

辻野「千鳥格子柄のズボンに、水玉のドットのトップスに、チェックのリュック……みたいなときがありました(笑)」。

小泉「全部が柄(笑)。その頃は何も気にしてませんでした。今もオシャレではないですけど、だいぶ成長したかなと思います(笑)」。

――両A面のもう1曲「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY」は未来へ進んで行く歌で、「立ち止まると考えちゃうから」と歌ってます。そういうことは実際ありますか?

小泉「日常生活で『どうしようかな……』みたいに悩むと考えすぎてしまうので、悩むのはやめようと思うんです」。

辻野「悩むと悪いほうにしか考えられなくなっちゃう」。

小泉「意外とデリケートなんです。とき宣(ときめき♡宣伝部)はたぶん、みんなそうだよね?」。

――でも、ばんびさんは悩まないタイプでは?

藤本「いや、悩みます!」。

5人「アハハハ(爆笑)」。

藤本「悩みますよ、本当に!」。

――どんなことで?

藤本「お仕事も学校のことも全部です。『明日起きたら何をしようか?』ということでも悩みます(笑)」。

――「今日のごはんは何を食べよう?」とかも(笑)?

藤本「自分でごはんは作りませんけど(笑)、普通に皆さんが悩むようにばんびも悩みます。でも、あまり人に言わないかもしれません」。
 
 

イベントではネタもいろいろ挟んでいて
1回来てくれたら絶対ロックオンします!

 
 
――ジュリアさんは去年10月にとき宣に加入しましたが、当初はいろいろ悩むことがありませんでした?

杏「ありました」。

小泉「でも、ジュリアは緊張はしないタイプです。(クリスマスライブの)『ときクリ』でも、『緊張してる?』と聞いたら『してな~い』と言っていました」。

吉川「私たちのほうが緊張していました(笑)」。

小泉「リフターに乗って登場するとき、みんな『どうしよう?』となっていたのに、ジュリアだけが落ち着いていて、肝が据わっている感じでした」。

杏「ステージで緊張はしません」。

――「二代目ときめき♡パープル」として初登場したときも?

杏「さすがに初登場では一瞬『あっ!』となりましたけど、大丈夫でした」。

吉川「でも、ジュリアママに聞いた話だと、ハロウィンでメンバーに渡そうとしていたチョコレートが、3日くらいリュックに入ったままだったみたいです(笑)」。

坂井「いつチョコレートを渡せばいいかわからなくて、ずっと持っていたんだよね?」。

杏「『今渡そうか? まあいいや』という繰り返しでした(笑)」。

――ステージ度胸はあるけど、人付き合い的なことだと……。

杏「全然ダメです(笑)」。

吉川「そこがかわいいんです」。

小泉「最初はごはんも全然食べなかったもんね」。

坂井「私たちはすごく食べるから(笑)、心配でした」。

杏「とにかく緊張していたんです」。

――14歳の普通の中学生が、いきなり先輩たちの中に入ったわけですからね。

辻野「でも、最近はジュリアもすごく食べるようになりました」。

――「VICTORY STORY」は「落ち込んだならご一緒にどうぞ」と聴く人を元気づける歌でもありますが、皆さんが落ち込んだときはどう立ち直りますか?

小泉「音楽を聴くか、寝るか(笑)、あとはお母さんの前ですごく泣きます。昔はメンバーやお客さんの前でめちゃめちゃ泣いていたんですけど」。

吉川「毎日泣いてた(笑)」。

辻野「最初の頃はね」。

小泉「泣き虫だったんです。最近はお客さんに『ステージで泣かなくなったね』と言われますけど、その分、家で泣くようになりました。遠征に3日間出るとホームシックになって、帰ったら『ただいま~』って泣くんですよ。ちょっとかわいいですよね(笑)」。

坂井「自分で言う(笑)? 私は落ち込むと家族に言えないし、一回ガンと来ると、いろいろシャットダウンしちゃいます。そういう時期がたまにありますけど、ライブをやると立ち直るんです。落ち込んで『ヤバイ!』となっていても、みんなが待っていてくれるからステージに出ると、全部忘れて『何で悩んでいたんだろう?』と思います。だから、とき宣をやれていて本当に良かったです」。

吉川「宣伝部員さん(=ファン)がいることで、自分が求められているんだと感じられます。『この人はひより推しでいてくれるんだ』とか『とき宣のことが好きなんだ』と直接実感できるライブやブログのコメントは、大切だと思います」。

小泉「ファンの人の力ってすごいよね」。

辻野「私もライブがなかったら絶対続けられていません。歌もダンスもできないけど、ステージに立つと元気をもらえて楽しくなるんですよ。だからやめられないし、かけがえのない場所になっています」。

――かなみさんは足の指を骨折して踊れなくなったこともありました。

辻野「あのときは自分にとって大事な時期だったから、めちゃくちゃ落ち込んで……。思い出したら、何か泣きそうになってきちゃった(涙)」。

小泉「どうした? 今(笑)?」。

辻野「みんながやさしくしてくれて『大丈夫だよ』と言ってくれて、『ときクリ』でもプラスに変えてくれて、私の中ですごく救われたんですよ……(涙)」。

坂井「かなみんって、そういう話をすると泣いちゃうよね(笑)」。

辻野「前はまったく泣かなかったんですけど……」。

坂井「この前2人でごはんを食べたときも、真剣な話になったら泣き出して、人が見たら私がいじめてるみたいになっちゃいました(笑)」。

――今年の年末には「ときクリ」を中野サンプラザでやることが決まってます。2000人動員の山をどう超えていきますか?

辻野「まずは、今のリリースイベントを頑張って……」。

坂井「そんな泣き顔で言わなくても(笑)」。

吉川「一回泣きやんでから言おう(笑)」。

辻野「リリースイベントではいろいろネタを挟んだりもして、いつもと違う形でやっています。興味を持ってくださった方が、春のライブハウスツアーにも来てくれたらいいなと思います」。

――ネタといえば、ひよりさんが各会場でご当地コスプレをしたりして、笑いを取ってるそうですね。

吉川「カープ女子のはずがカール女子とか、ちょっと間違えた衣装でボケるんですけど(笑)、笑いを取るのは自分の担当だと、しっかり自覚しています」。

坂井「ぴよ(吉川)はすごいです。一緒にキャンペーンでラジオに出させてもらったとき、即興で宣伝ソングをパパッと作って、しかもスベらないで面白いんです」。

辻野「才能が開花してきました」。

吉川「ハードルを上げられちゃった(笑)」。

小泉「とき宣はそういうふうにひとりひとり個性があるのを大事にしつつ、パフォーマンスでは常に全力を心掛けています」。

坂井「初めての方も一回来てもらえば、もう絶対ロックオンします! ライブを楽しいと思ってもらえるように、歌とダンスのレベルを上げていきたいです」。

小泉「みんなで一生懸命頑張れば、夢は必ず叶うと信じてますから!」。
 
 

ときめき♡宣伝部(ときめき・せんでんぶ)


 
ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、TEAM SHACHIなどを送り出したスターダストプラネットに所属する6人組グループ。2015年4月に「ときめく何かを宣伝するために」結成。同年6月に「土っキュン♡!!少女」でCDデビュー。2016年11月に「ガンバ!!」でメジャーデビュー。2018年4月に1stアルバム「ときおとめ」をリリース。
 
 
【CHECK IT】
エイベックスからの1stシングル「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー」(両A面)を4月10日(水)に発売。「春のライブハウスロックオンツアー2019」を開催。5月2日(木)仙台darwin、5月3日(金)梅田CLUB QUATTRO、5月5日(日) 名古屋CLUB QUATTRO、5月6日(月)・5月12日(日)渋谷CLUB QUATTRO(ともにSOLD OUT)、5月18日(土)福岡DRUM Be-1。毎年恒例のクリスマスライブ「ときめき♡宣伝部のどきどき♡クリスマスパーティーvol.5」を12月21日(土)に中野サンプラザで開催。
詳しい情報はときめき♡宣伝部公式サイトへ
 
 

辻野かなみ(つじの・かなみ)



 
生年月日:1999年6月2日(19歳)
出身地:埼玉県
 
 

藤本ばんび(ふじもと・ばんび)



 
生年月日:2004年6月5日(14歳)
出身地:東京都
 
 

坂井仁香(さかい・ひとか)



 
生年月日:2001年7月25日(17歳)
出身地:神奈川県
 
 

小泉遥香(こいずみ・はるか)



 
生年月日:2001年1月5日(18歳)
出身地:埼玉県
 
 

杏ジュリア(あん・じゅりあ)



 
生年月日:2004年1月15日(15歳)
出身地:東京都
 
 

吉川ひより(よしかわ・ひより)



 
生年月日:2001年8月12日(17歳)
出身地:千葉県
 
 

「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー」

 

TYPE-A ときめき盤(CD+DVD) ¥3000(税込)

 

TYPE-B どきどき盤(CD+VR) ¥2500(税込)

 

TYPE-C どんふぃく盤(CD) ¥1000(税込)

 

TYPE-D むちゅう盤(CD) ¥1000(税込)

 

TYPE-E すぷりんぐ盤(CD) ¥1000(税込)

 
 

「青春ハートシェイカー」 Music Video (しょーとver.)はこちら!

 
 
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