≠ME（ノットイコールミー）連載 私服でポン！ 5人目 川中子奈月心
PHOTO＝堀内亮 HAIR＆MAKE＝オサレカンパニー
INTERVIEW＝斉藤貴志
メジャーデビューが決まり躍進に期待の高まる≠ME。冬の私服グラビア連載の5人目に最年少の中3、川中子奈月心が登場です。フードに猫耳、後ろに尻尾も付いたジャケットはお気に入りの1着とのこと。
寒いのがすごく苦手で着込んでも
冬の授業中は動けなくなります(笑)
――今回の猫をあしらったジャケットは、前から待っていたんですか？
「最近買ったものです。お母さんと一緒に選びました。着たのは今回が初めて。満員電車で着てきたので、ちょっとドキドキでした(笑)」。
――猫耳のフードもかぶって？
「かぶりません(笑)。さすがにそれは恥ずかしくて」。
――猫は好きなんですか？
「大好きです。飼ってます。動物が好きで、その中でも猫が一番です」。
――服といえば、大場花菜さんが奈月心さんがおさがりを着てくれたと喜んでいたようですね。
「花菜さんは1回目の『24girls』でペアになってから、仲良くしてくださってます。ニコニコ笑顔で本当にやさしくて、話し掛けやすくて、大好きな先輩なんです。お顔もどタイプだし、歌い方とか踊り方とかパフォーマンスも好きです」。
――年齢的にもお姉さんな感じ？
「そうですね。『24girls』のレッスンのとき、私が移動のタイミングか位置を間違えそうになったとき、『こっちだよ』と教えてくださったり、お世話になっています」。
――2人で遊びに行ったりもするんですか？
「まだないです。遊びに行きたいなーと思うんですけど、今はお勉強があって」。
――受験生には大変な冬ですもんね。
「そうなんですよ～。テストがあって、提出物も全然終わらなくて。大丈夫かな？ アンキパン食べたい(笑)。心の中では笑えません」。
――重点的に勉強している科目もありますか？
「英語は頑張りたいなと思ってます。英語は楽しいし、将来ずっと役に立つので、ちゃんと勉強したいです」。
――入試では、奈月心さんは面接はバッチリでしょうね。
「お仕事をしているので、ちゃんとできるんじゃないかと思います。でも、学校で面接の練習をしたとき、すごく緊張してしまいました。慣れているつもりだったのに、『こんなにドキドキするものなんだ』という」。
――そんな最中、奈月心さんは冬というと、どんなことが思い浮かびますか？
「かまくらというんでしたっけ？ 雪で作る家みたいな。あれが思い浮かびました」。
――作ったことがあるんですか？
「あります。小学生の頃、新潟にスキーに行ったときに。でも、人が入れるか入れないかくらいの大きさでした。私、寒いのがすごく苦手で、作っていたら、手袋にも雪の冷たさが染みてきて。それが苦痛で、何となく小さいかまくらができたくらいで、やめて部屋に入っちゃいました(笑)」。
――そんなに寒がりなんですか？
「私は寒がりだし暑がりだし、どっちの季節にも合わないと思っていたんですけど、最近気づいたことがあって、サウナとか暑いのは全然我慢できるんです。ただ汗っかきなだけで、本当は暑がりではありませんでした。でも、寒いのは1ミリも我慢できません(笑)」。
――冬の朝に登校するときは、どうしているんですか？
「本当は11月くらいから、着込んで行きたかったんですけど、その頃からそんなふうにしていたら冬を乗り越えられない気がしたので、我慢しました(笑)。12月になってから、校則で許される限りの完全装備にしています。それでも、もう無理(笑)。授業中に寒すぎて動けません。ずっとじーっとしています」。
――そんな冬にも、楽しみはありませんか？
「クリスマスはもう、サンタさんの正体を知ってしまったので(笑)。冬はやっぱり雪ですかね。寒いのは苦手でも、雪は好きなので」。
――でも、雪遊びはしないと？
「いえ、寒くても遊びます。本当に嫌になるくらい寒いんですけど、それでも完全装備して雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりします。堪えられなくなるまで(笑)」。
――東京だと、そこまで降ることは少ないですしね。
「そうでうね。珍しいからいいんだと思います」。
――クリスマスも小さい頃は楽しみだったのでは？
「いろいろプレゼントをサンタさんに頼んでいた気がします。当時ハマっていたアニメの『プリティーリズム』の大きい人形が届いていて、嬉しかったです」。
――お正月はどう過ごすんですか？
「いとこが遊びに来て、おばあちゃんと一緒にいろいろします。初詣に行ったり。あと、年を越す瞬間はジャンプします。弟と、あと猫も一緒に(笑)」。
大人っぽく見られますけど話すと子どもで
最年少ということはアピールしたいです
――他に冬の思い出はありますか？
「小学生のとき、みんなで餅つきをしました。自分たちでついた餅を食べるのがすごく楽しくて。たぶんいい感じにできて、おいしかったです。私、お餅が大好きなんです」。
――どんな食べ方が好きですか？
「お雑煮と、きな粉餅です。おばあちゃんのお雑煮が大好きです。冬に食べるからこそ、余計においしく感じます」。
――おせち料理は？
「食わず嫌いをしています(笑)。15歳なので、挑戦してみたいんですけど」。
――では、好きなウインターソングはありますか？
「トナカイの曲がありましたよね？ メロディが思い出せません」。
――「真っ赤なお鼻の～」という「赤鼻のトナカイ」ですかね？
「それです！ 小学生のとき、音楽の授業か何かで、みんなで歌った気がします」。
――2020年を振り返ると、奈月心さんにとって大きかったことは何ですか？
「学校がコロナで行けなかったのは衝撃的でした。もともと1年が過ぎるのは早い感覚がありましたけど、学校に行けない期間があったから、さらに早く過ぎた感じでした。『もう11月なんだ』とか思いました」。
――外に出なかった分、何かを始めたりは？
「何してたっけな？ もう全然覚えていません(笑)。ただあっという間だった記憶があって、たぶん特に変わったことはしなかったと思います」。
――自粛期間に限らず、何かにハマったとか、何かを頑張ったとかは？
「『P.I.C.』は、今までの青春のさわやかな曲調からいきなり急変して、思い出深いです」。
――その分、苦労したこともありませんでした？
「ステッキを使ってパフォーマンスをして、MVでは使われなかったんですけど、回すところがあって、そこが最初、全然できませんでした」。
――ステッキを落としてしまったり？
「そうです。『何だこれ？』という。できるようになる気が全然しませんでした。でも、はにゃ（尾木波菜）とかひぃちゃん（鈴木瞳美）とか、バトンをやっていた子がいて、教えてもらって、何とかできるようになって良かったです」。
――2021年には、どんなことをしていきますか？
「高校デビューしてJKになるので、キラキラしたいです(笑)」。
――JKって、どんなイメージ？
「めっちゃスカートが短くて、さらさらヘアーで、友だちと集まって、スタスタ歩いてそうなイメージがあります(笑)」。
――自分もそういうことをしたいと？
「やってみたいですね。原宿とかでいろいろ食べたいと思います(笑)」。
――≠MEの活動では？
「もっとライブができるようになると思うので、ファンの方を増やしたいです。デビューもしますからね。まだ夢みたいで、デビューってどんな感じなのかもわからないというのが本音です。ありがたいことですし、≠MEの名前でCDが出るのも本当に嬉しいし、しっかりひとつのグループになれるのかなと思います」。
――15歳くらいだと音楽は配信で、CDは買わない世代では？
「私は好きなアイドルさんのCDを買っていました」。
――初めて買ったCDは？
「AKB48さんです。自分たちもそれくらい、皆さんに知っていただけるアイドルになりたいと思います。≠MEって“今までと違う自分”という意味なので、さらにいろいろな面を見せていけるように頑張ります」。
――奈月心さんだったら、どんな面を見せようと？
「私はよく大人っぽいと言っていただくんですけど、最年少らしく見られたいです。しゃべると『こんなに子どもっぽかったんだ』と言われるので (笑)」。
――いち女子としては、大人に見られたいお年頃でもないですか？
「いえ、私は全然ないです(笑)」。
――でも、見た目が大人っぽいのも奈月心さんの魅力だから、キャラとギャップが出るといいんですかね？
「そうなんです。見た目は幼くなれないので、そっちに力を入れたいと思います」。
川中子奈月心（かわなご・なつみ）
生年月日：2005年9月26日（15歳）
出身地：東京都
血液型：A型
川中子奈月心 個人Twitter
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの8thシングル「青春“サブリミナル”」のカップリングに≠MEの新曲「P.I.C.」を収録。2021年キングレコードからメジャーデビューが決定！
詳しくは≠ME 公式HPへ
独特の世界観をかもしだす「P.I.C.」のMVはこちら！
