≠ME(ノットイコールミー)短期集中連載 私服でポン! 11人目 永田詩央里
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=小山内凛
「≠PRESS」はHUSTLE PRESS WEB SHOPのみで発売中!
=LOVEの姉妹グループとして結成されて1年が経った≠ME(ノイミー)。メジャーデビュー前から人気沸騰の中、私服グラビア連載がスタート!
11人目は永田詩央里。メンバーからは「ちぃたん」や「ちたちた」などのあだ名で呼ばれ、子どものようにかわいがられているとのこと。ただ、本人としては大人っぽく見られたい気持ちがあるんだとか……。
何か印象に残ることをしなきゃいけないと思って、
ガチ恋口上のリズムに乗せて自己PRをしました(笑)
――もともとアイドルが好きだったんですか?
「はい。小1〜2のときにAKB48さんを好きになったのが最初です。そのあとしばらくアイドルを見ない時期が続いたんですけど、小6のときにBiSHさんの存在を知って好きになり、それからまたアイドル熱が再燃しました」。
――AKB48とBiSHだと、系統としては真逆な気がしますが……。
「かわいいアイドルもカッコいいアイドルも好きなんです。BiSHさんの推しメンは、アユニ・Dさん。キャラクターと歌声が好きで。最近はバンドを組んでベースを始めたりして、どんどんカッコよくなっていくんですよ」。
――BiSHのライブに行ったことはある?
「それが、まだ一度も行ったことがなくて、ずっと在宅です。(佐竹)のん乃さん(=LOVE)もBiSHさんが好きで、この前のん乃さんと一緒にライブのチケットを申し込んだんですけど、2人とも外れちゃったんです(泣)。悲しい……」。
――BiSHで好きな曲はなんですか?
「『Marionette』です。『GiANT KiLLERS』っていうミニアルバムの中に入ってる曲なんですけど、めちゃくちゃカッコよくてエモーショナルで、大好きです!」。
――シングルの表題曲など有名どころを言わないあたり、相当な愛を感じます(笑)。そんなアイドル好きな永田さんが、アイドルになりたいと思ったきっかけを教えてください。
「中2のときに地元のアイドル現場に通うようになったんですけど、ステージに立ってるアイドルの姿を見て、なんてキラキラ輝いてるんだろうって憧れるようになったんです。それから、徐々に私もアイドルになりたいと思うようになっていきました。あと、ライブ中のお客さんの表情も好きで、その表情を私もステージから見てみたくて」。
――ノイミーのオーディションを受けたのはなぜ?
「ちょうどイコラブ(=LOVE)さんを知って、MVとかを観るようになってたときにノイミーのオーディションがあることを知ったんです。応募しようか迷ったんですけど、締め切りの2日前くらいに『よし、受けよう!』って決意して、親にも話しました。そもそも私はあまり前に出たいタイプの人じゃないので、『アイドルになりたい』っていう思いは、家族にも友だちにも言ってなかったんです。『それを言ったら笑われるかもしれない』と思っていて。ずっと心の中に秘めてました」。
――告げたときのお母さんの反応は?
「私がアイドル好きなことは知ってたから、『頑張ってみたら?』って、背中を押してくれました」。
――いいお母さんですね。オーディションのことは覚えていますか?
「受かる自信はなかったし、すごく緊張してたからあまり覚えてないんですけど、二次審査の自己PRのことは覚えてます。何か印象に残ることをしなきゃいけないと思って、ガチ恋口上のリズムに乗せて自己PRをしました(笑)」。
――「言いたいことがあるんだよ!」って(笑)?
「そうです(笑)。『アイドルになりたい』という思いを込めました」。
――今もまだ言えます……?
「『言いたいことがあるんだよ! やっぱりアイドルなりたいよ!』……あれ? このあとなんだったっけ……? どうしよう、忘れてしまいました(笑)」。
――まさかのど忘れ(笑)。
「これはまずいです……。内容的には『アイドルになりたい』っていうことと、『人を笑顔にしたい』っていうことと、『全力で頑張ります』っていうことをまとめた感じです」。
――大ウケしたのでは?
「いや、空気が凍りついていました(笑)。オーディション会場の独特な空気感のままというか」。
――せっかく頑張ったのに……。普段から大声で叫んだりすることってありますか?
「ほとんどないです。学校では基本的に静かで、たまにスイッチが入ってうるさくなるときがあるくらい。アイドル現場に通っていたときも、コールとかは全然しないタイプでした。やりたかったけど、恥ずかしくて。心の中では叫んでたんですけど(笑)」。
完璧なアイドルではなく、ファンの皆さんと一緒に
寄り添いながら前に進んでいくアイドルになりたいです
――憧れていたアイドルになって1年経ちましたが、自分がなりたかったアイドルになれている実感はありますか?
「あります。毎日すごく充実してるので。握手会とかで、ファンの方の笑顔が見られると『アイドルになってよかったな』っていう気持ちになります」。
――ステージで歌って踊っている時間はどうですか?
「めっちゃ好きです! ステージから見る景色は、ずっと見たかったものなので。メンバーと一緒に歌って踊って、ステージの上からファンの方の表情を見るのがすごく楽しいです」。
――もともと、歌やダンスは未経験?
「はい。ノイミーは経験者が多いので、毎回ついていくので精一杯です。振り覚えが悪くて、他のみんなはスラスラ入って踊れてるのに私だけ踊れない、みたいなこともよくあって。最初の頃に比べたらだいぶ慣れたけど、今でもまだ苦手です」。
――結成してすぐに行われた合宿はどうでした?
「大変でした。次の日までに立ち位置を覚えなきゃいけなくて、夜中に頑張って覚えてるメンバーがいる中で、私は『次の日に備えなきゃ!』と思って早くに寝ちゃったりして……」。
――そういうものだって、わからないですもんね。
「反省しました」。
――ちなみに、イコラブの中での推しメンは?
「大場花菜さん。憧れです。花菜さんの感性がすごく好きで、絵を描くのが上手なところとか、個性や強みを上手に活かしているところが素敵だなって」。
――永田さんは、自分の強みってどこだと思いますか?
「それが、全然見当たらなくて(笑)。ただネガティブなだけなのか、本当にないのか……。アイドルが好きなのでそれを押していこうかなとも思ったんですけど、ノイミーにはアイドル好きが多いので、私のレベルだと通じないなと思ってやめました。だから今、絶賛探し中です」。
――ノイミーの中での立ち位置は?
「メンバーからは子ども扱いされることが多いです。最年少はなつみん(川中子奈月心)で、私は下から3番目なんですけど、そのなつみんからも『バブちゃん』って呼ばれるようになって。びっくりです」。
――子どもっぽい自覚がないんですね。
「全然ないです。学校でも、同級生からは『大人っぽいね』って言われたりしてたので、ノイミーに入って『あれ?』ってなりました」。
――それはそれで、キャラとしていいのでは?
「4月からもう高校生だし、子どもっぽいのは卒業したいです。みんなが甘やかしてくれるのは嬉しいけど、このままじゃダメだなって。自立しなきゃ!」。
――アイドル以外に、好きなものや特技などはない?
「好きなものは結構あるんですけど、特技って呼べるものは全然ないです。今はギターを練習してるので、いつか『ギターが特技です』って自信を持って言えるくらいになれたらいいなって」。
――ギターはいつからやっているんですか?
「弟もギターが好きだったので、実家にいた頃からちょくちょく触ってはいたんですけど、ちゃんとやり出したのは去年の夏からです。今までは独学だったから、本格的に習いたいなと思っていて。バンドが好きなので、いつかノイミーでバンドができたらいいですね」。
――好きなバンドを教えてください。
「RADWIMPSさんとか、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTさんが好きです。最近は特に、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケさんにどハマりしていて。ロックでカッコいい感じのバンドが好きです」。
――じゃあ、やっているのはアコースティックギターではなくエレキギター?
「エレキです。アコギも家にあるんですけど、指が届かなくて(笑)。エレキもまだまだ初心者に毛が生えたくらいで、全然弾けないんですけどね。いつかはギュインギュイン弾けるようになりたいです」。
――ギターを弾いている動画をTwitterとかに載せてみるのはどうでしょう?
「一回だけ載せたことがあるんですけど、下手くそすぎて恥ずかしくなって、すぐに消しちゃいました(笑)。もうちょっと上手くなったら載せたいです」。
――この先どんなアイドルになっていきたいですか?
「完璧なアイドルではなく、ファンの皆さんと一緒に寄り添いながら前に進んでいくアイドルになりたいです。あとは、個人としてもちゃんと何かお仕事ができるようになれたらいいなって」。
――具体的に、やってみたいことは?
「一番やりたいのが、個人ブログです。文章を書くのが好きなんですよ。今やってるのはメンバーのリレーブログなので、いつかは一人ずつのブログをやりたいです。あと、一人でラジオ番組にも出てみたい。オールナイトニッポンとかが好きで、よく聴いていて。ただ、話すことがすごく苦手なので、もっと語彙力をつけて、スラスラ話せるようになったら挑戦したいです!」。
永田詩央里(ながた・しおり)
生年月日:2004年4月2日(16歳)
出身地:広島県
血液型:A型
永田詩央里 個人Twitter
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。LOVEの7thシングル「CAMEO」(発売日延期未定)のカップリングに≠MEの新曲「君と僕の歌」を収録。
詳しくは≠ME 公式HPへ
珠玉の「君と僕の歌」のMVはこちら!